源氏 物語 葵 現代 語 訳。 『源氏物語』の“葵”の現代語訳:8

👀 君は、こうしてばかり、どうしてぼんやりと日を送っていられようかと思って、院へ参内なさる。 御覧ぜぬは、いとあまりもはべるかな」 と言ふを、大宮聞こしめして、「御心地もよろしき隙なり。 」と源氏の君が紫の姫君に申し上げられると、 「千尋のように深い愛を言われても、どうして分かるでしょうか。

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🐝 」 かえって物思いを新たになさっていたところに、後朝の文だけが、夕方にある。 14 澪 標• 大将殿(源氏の君)におかれては、伊勢の斎宮にお下りになろうとしていることを、「全くとんでもないことだ。

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☎ ただ泣くばかりである。 あな心憂・・・ああいとわしい。

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🖖 平生よりもいっそうみごとに書かれた字であると源氏はさすがにすぐに下へも置かれずにながめながらも、素知らぬふりの慰問状であると思うと恨めしかった。 「正妻の方に、ますますご愛情がお増しになるに違いないおめでたが生じたので、お一方の所に納まってしまわれるに違いないのを、このようにお待ち申しお待ち申しているのも、物思いも尽くし果ててしまうに違いないこと……。

👎 」と聞き 給ふにつけて、 思しつづくれ ば、 給ふ=補助動詞ハ行四段「給ふ(たまふ)」の連体形、尊敬語。 晩は、そのまま二条の院にお泊まりになる予定とあって、侍所の人々も、あちらでお待ち申し上げようというのであろう、それぞれ出立するので、今日が最後というのではないが、またとなく物悲しい。

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😛 そのほかの随身も顔姿ともによい者ばかりが選ばれてあって、源氏が世の中で重んぜられていることは、こんな時にもよく見えた。

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